いつも鏡を見て気になる鼻毛
「いったい何であるのだろう?」そう疑問の思った方はいらっしゃるのでは無いでしょうか?!
男の人でも「鼻毛出てますよ」なんて言われたら、しばらく立ち直れません。
そんな気になる鼻毛について、特にメンテナンスについて研究して見ました。
※医学的には鼻毛は「びもう」と呼ばれて、鼻の穴中程から出口付近の太くなった産毛を指します。なので飛び出ているのは当然「鼻毛」です。
まず鼻の存在理由
元々は鼻孔(鼻の穴)は呼吸するためにあります。脊椎動物の中で鼻としてまとまっているのは、哺乳類だけです。
そう言われると「口でも呼吸はできるだろ」と言う方もいますが、まずは食事中でも呼吸できる点において優れているのです。効率よく短時間で食事することが野生の世界では求められているからです。
脳に近いため情報の伝達に有効
また体の上部に位置している為、余分な埃をすわなくて良い、脳の近くにあるために伝達スピードが速いなど利点も多く存在します。
尚かつ食事を口に運ぶ時に、漂う少量の臭い成分を呼吸と共に吸い込むことで、その食物のコンディションをある程度把握することが出来ます。
「むむっ!これはちょっとやばっ!!」とか
「うわ〜、この肉腐ってるしー」 てな具合です。
フィルター機能で病気も遠ざける
この嗅覚器としての機能は、様々な生存競争の中でどんどん発達していきます。
しかし、そうやって鼻から様々な気体を吸い込むと、当然様々な細菌やウイルスを含んだ埃のような物もあります。
それがダイレクトに気管支に取り込まれてしまうと、悪い病原菌なども多いですから肺炎などのリスクが出てきます。
そんな時に鼻腔内の皮膚に生えている毛が進化して鼻毛が出来ました。
象に鼻毛は?
非常に鼻を活用しているのは、象です。しかし象には鼻毛がありません。だから鼻く○も無いそうです。
だからもし何かが詰まりそうになったら、水を吸い込んで「どばー!」て出しちゃうそうです。
なのでつまらないから、鼻く○で窒息死…と言うことも無いようです。
まあ人間でもありませんが…